新百合ケ丘第5自治会

会長 伊藤 達博

 名称を新たに「新百合ヶ丘第5自治会」と簡素化した我が自治会は徳川幕府ゆかりの古刹王禅寺に隣接する地域に三井第五住宅地として開発された王禅寺東5丁目を中心に東3丁目、東4丁目と下麻生の一部から構成されています。自治会は昭和57年(1982)に結成されました。この年は、多摩地区より分区した麻生区の誕生の年であり、これからも麻生区と共に歴史のページを刻んでいくことになります。ちなみに30周年を終えて今年は31周年に入ったところです。
世帯数は663世帯、すべての戸建住宅で「地区計画」にも指定されていることもあり、商店も少なく高層家屋もない閑静な住宅地を呈しています。
自治会の構成は会長1名、副会長2名及び担当別役員17名、計20名より成り、原則一年交替で運営しています。この他に民生委員の役員会の打ち合わせに参画して貰い相互協力を行っています。モットーは「安心して住める街、住民同士の交流が盛んな快適な街、環境の美しさを保つ街」。これを目指して活動しています。「防犯」については、ドロボー、空き巣の予防と抑止となる様、住民の有志によるパトロールを三地区に分けて周5回、月20回(動員約100名)行います。又、月1回の青色パトロールを行っていますが、老齢化により動員数が不足気味になりますので、自治会役員や班長の応援を得て継続を計っています。又、暗くて危険な場所を無くす為、街灯300期をLEDに随時切換え、省電化を推奨する地元行政の支援も得て本年度中には完了する予定です。
「防災」については東北大地震以降、特に自主防災の意識が高まり、従来不足気味の防災倉庫を新たに2ヶ所増設して計3ヶ所とし、それに伴う備品、用具も完備し最善を期しています。
災害時に備え防災訓練を実施し、全員が用具の使用方法を覚える方向に進んでいます。地域内に住む医師、看護士の協力を得て、当日の訓練には適切な指導を戴いています。又、役員会がそのまま自主防災組織を構成し、自治会長を本部長とした組織を作り、地元行政との連携を密にしています。
過去に隣接する日立、武蔵工大の実験原子炉の放射性拡散を懸念し、長年に亘る交渉の上、この撤退に尽力した会員もあり、「防災」意識は高く今後も一層の防災活動に努める方針です。
「環境の美化」も大きな目標で年間3度の一斉清掃では、多数の参加者によって行っていますが、我が自治会内に奉仕団体「木こりの会」があり、会員数十名が週2回、年間880人の動員をもって数多くある緑地、公園の美化に努め、地域の清潔さと美しさを保っている最大の源となっています。会員の多くが区内でも最も美しい街と自負しています。
最後になりますが、地域の人々の交流を盛んにする為、昨年自治会30周年を記念して“文化講演会”を立ち上げ、自治会員の中で、各界で活躍、または経験豊な人を講師として話を伺う場を作りました。第一回の講師は元東工大学長の末松さんで光光学の奉斗、今や実用化された“光通信”の話。二回目は犠打世界記録を持つ読売巨人軍のヘッドコーチの川相さんに“我が野球人生”を話していただき、三回目はロッキード事件の鬼検事、堀田力さんに検事時代の話と、今や弱者を助けるさわやか福祉財団の理事長として、共助の社会を目指す有意義な話をして戴きました。これらを通じて地域の人々の輪が広がり、お互いの親睦が深まり、地域の活性化に貢献できたもと思っています。
今後も、地元行政各機関、学校、周辺町会、自治会との交流を深めながら我が自治会のさらなる発展を図る所存でおります。

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救急救命講習
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文化講演会で講師と記念撮影

(2013年7月号から)