本部長　山中昭三

　麻生区と多摩区の区界に位置する西塔之越自治会は、昭和４５年に創立し当時は１０数世帯で立ち上げましたが、現在は２７０世帯の自治会です。
設立の際、全会員に役員体験をしてもらう意向で、毎年役員総入れ替え制度を導入してきましたが、結果的に自治会活動の停滞に陥りました。
平成２２年に自治会の機構改革に取り組み、従来の会長、各班の副会長及び各会計の合計９名の役員に加え、新たに防犯部、防災部、子供部、道路安全部、敬老・婦人部、環境・美化部、行事部の７つの部を設立し、それぞれ正副部長を設け各部を統括する本部長と合わせ合計役員２４名体制になりました。
又、任期は２年ですが本人の意思で継続が可能で、自治会の活性化に繋がり様々な活動が出来る体制になりました。
例えば、防犯部で防犯パトロール、防犯教室開催、防犯灯の継続管理等、又、防災部で防災倉庫を導入し防災資機材類の充実を図り、防災訓練、防災意識の高揚、自治会防災計画要綱書を作成、町内各所に消火器の設置、さらに２７年度は、市の助成金制度を活用して道路上の消火栓からホースを繋ぎ消火出来るスタンドパイプセットを導入予定です。
子供部では、こどもラジオ体操会、自然体験会、みかん狩り等、道路安全部では、町内各所に道路ミラー及びガードレールの設置、通学時間帯の車両規制、横断歩道の設置、大雨で家屋に浸水箇所の改善工事等、敬老・婦人部では、敬老者お祝い品贈呈、敬老者食事会等、環境・美化部では、自治会内のごみ集積所の備品管理、花壇の維持管理等、行事部では、公園運営管理協議会を立ち上げ公園の維持管理、もちつき大会等開催しています。
毎年春、秋の道路一斉清掃も継続しています。
今後も様々な活動を通じて、地域のコミュニケーションを図り、会員の方々がこの町に住んで良かったと言われる町づくりを目指し役員一同頑張っていきます。

救命救護訓練

自治会花壇植栽