下麻生自治会

会長 志田 弘一 (当時)

  下麻生地域は、小田急線柿生駅の南側に位置し、いまなお緑豊かなところです。
下麻生自治会は、昭和28年に創立されて今年で55周年を迎えました。
会員数は、約1,250世帯ほどで組織され、会員の協力をいただいて親和と団結のもとに全員参加で活動しています。自治会は、全世帯を18ブロックに区分けし、さらにブロックを78組に分け、各ブロック及び各組にはそれぞれ責任理事・組長を置き、自治会からの回覧などの連絡事項は、この組織を通して各家庭に届くように行なわれています。当自治会は、防犯部他6部会と子供会、朗生会の9部会があり活発に活動しています。
自治会の行事は、4月に定期総会が開催され、年度の事業計画が決められます。総会には、事前に総会資料(前年度の活動報告・決算書、新年度の予算案・事業計画案など、25ページ程度の資料)を作成し、全会員宅に各戸配布しています。この総会資料をもとに審議されて年間事業が決められています。
実際の運営は、毎月開かれる役員会に各行事の実施計画案が提案され検討した後、理事会にかけて審議し実施に移されます。
当自治会の主な行事について紹介します。7月に自主防災訓練が行われます。防災意識の向上と発災時の対処法を習得するため、麻生消防署のご指導を得て、消火器の使用実技、消防団の放水実技、炊き出し訓練などが行われます。また、7月末に最大のイベントである自治会祭が行われます。プログラムには、大勢の方が参加できるように工夫し、日中に子供向けのプログラムを、夜は盆踊りを中心に、また、自治会サークルの模擬店が多数出店され、終日大勢の参加者があり盛況に行われています。敬老の日には、福祉部主催の「敬老の集い」が行われ、また、厚生部は年2回町内美化活動を企画し全員参加で行います。その他の部会でも、当初の計画に基づいて行事を行っています。

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自治会祭の様子
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敬老会の様子

今年の事業として「安心・安全の街づくり」を目指し、町内の防犯灯を蛍光灯から水銀灯に切替える工事を計画し、今年度の工事として町内防犯灯の半数を水銀灯に切替えました。会員の皆様からは、町が明るくなったと好評です。今後も引続き工事を進め「安心・安全な街づくり」をさらに進める予定です。
公園の地元管理については、管理運営協議会を結成し、現在、自治会内の4公園を地元管理に移行しました。会員の協力を得て草刈り・清掃などを日々行っており、きれいにすれば利用者の増えることを実感しています。

(2009年11月号から)