千代ヶ丘中ノ間自治会

会長 滝澤 裕(当時)

 昭和60年に発足した私たちの自治会は、新百合ヶ丘駅北口から約2㎞、「小田急バス」で10分の「千代ヶ丘8丁目・9丁目の約300世帯」で構成されています。
「鎌倉時代から続く名刹・香林寺」と「老舗・名門ゴルフコース・読売カントリー 倶楽部」の丘陵に囲まれた、南向きの斜面に建ち並ぶ戸建てが大半を占める住宅街です。
真ん中を貫く「幹線道路・千代ヶ丘1号線を駆け登って、ゴルフ場の周回道路に突き当たる「T字路」の脇に、本会の歴史を刻む「中ノ間自治会館」があります。峠を越えると、そこはもう「東京都稲城市」になります。
街の中心は「新百合ヶ丘 02・04の二系統」のバス路線が交わる「千代ヶ丘中央」交叉点です。
「ゆり ストア・千代ヶ丘店」「千代ヶ丘郵便局・セレサ(農協)川崎千代ヶ丘支店」「内科・眼科・歯科・耳鼻咽喉科・皮膚科・接骨院・薬局」が建ち並び、ここが「中ノ間」の「扇の要」です。
「防犯パトロール」は毎月二回(1日は昼の午後3時と、20日は夜の午後8時)」この「千代ヶ丘中央」交叉点付近をスタートして隅々まで回ります。
1日(昼)は清掃(空きカン・吸いがら)、20日(夜)は拍子木を打ち鳴らしながら、「防犯灯チェック」です。
「普段の清掃・美化」は「中ノ間公園(8丁目)・中ノ間東公園(9丁目)=通称・ゴリラ公園」と云う二つの公園と道路を夫々が分担して「毎月1日・15日の午前中」に行っています。
掲示板は「町内三ヶ所」、回覧は月二回(1日・15日)です。
周辺の豊かな緑の中には「川崎授産学園」「ソレイユ川崎」等の大型障害者福祉施設、本会の真ん中「千代ヶ丘中央」近くには「ニチイホーム(介護付き 有料老人ホーム)」更に住宅街の中の「障害者グループホーム<スカイ(二棟)」「樹楽(デイ・サービス)」等々 多種 多様な施設が展開しています。
主に「ボランテイア活動」を通じての本会との交わりは「繕いもの・草むしり・イベント参加・講演会受講・更には授産学園さんに備わっている立派な天体観測ドームを活用しての、四季折々の天体観望会への参画」と多岐にわたり「30年の歴史」 の貴重な財産となっています。
「バリヤフリー社会」に向かっての「共存共栄」を目指して取り組んで行きます。
また先日(9月)の「敬老の日」には、「節目の喜寿・米寿にあたる9名の方々」に、役員から各々御自宅で、お祝いの「色鮮やかな花鉢か、ギフト券のいずれか」が贈られ、皆さん満面の笑顔でした。
今後とも益々あらゆる機会を通じて、更に交流・協力を深めて行きたいと思っています。
「安全・安心 みんなが顔見知りの住みやすい街の実現」に向けて頑張ります。

(2014年11月号から)