百合ヶ丘の街が誕生してから、まもなく５０周年を迎えようとしています。
旧百合丘第一団地は、平成８年から「サンラフレ百合ヶ丘」という、シャレタ名前に替わり、１号棟から１９号棟まで、各棟によって４階から１０階建ての建物が１９棟あり、戸数はそれぞれ違うものの、団地全戸数は９６０戸の住居に建て替えられました。
鉄筋コンクリートの建物で、もともと丘陵地をけずって、地盤が堅固な処に、地中深くまでボーリングをして、更に強度を付加し、少々の地震には十分耐えられる建物になっています。
昔、今の百合丘（旧高石）地区には、百姓家が二軒しかなく、狐や狸の独壇場であったとか、先日アートセンターで鑑賞した「駅前団地シリーズ」の映画でも、森繁久弥や九ちゃん、フランキー堺、伴じゅんなどによる、小田急線の百合ヶ丘駅開業直後の、駅前周辺での、ドタバタ喜劇が映像で写し出され、懐かしく、面白く思い出したことでした。
サンラフレ（旧百合丘第一団地）、百合丘1丁目、二丁目、三丁目町会、みずき街（旧百合丘第二団地）と、新万福寺町内会、駅前、中央、冨士塚商店会が連携して、毎年百合丘小学校校庭で夏祭りを挙行し、盆踊りを地域のみんなが楽しんできましたが、２２年度から３年位は、百合丘小学校の改築のため中止されます。
自治会としては、毎月第一日曜日１９時から、前月の行事結果や反省、当月の行事予定や分担などを話し合う役員・号棟委員会を持ち、団地内の安心・安全・親睦に努めています。また、毎月一回のサンラフレ自治会ニュースを発行し、最新の情報を団地のみなさんにお伝えするよう努力しているつもりです。
年中行事としては、年末の餅付き大会など、近隣のみなさんにも積極的な応援をいただいて、大人気で、あっという間に売り切れ、お断りに嬉しい悲鳴を上げています。
設備のよい団地集会所は、たくさんのグループが利用していますが、あくまで居住者優先で集会所を大切に利用するためにも、年一回の集会所使用者会議を１２月か１月に開き、設置のＵＲ都市機構からも関係者が出向いて、話し合い、使用者のスムーズな使用、清掃、要望などの機会を設けています。

消火訓練

餅つき

（2010年7月号から）