虹ヶ丘団地2丁目自治会

会長 角山 雅計

  私たちの住む虹ヶ丘は、約35年前に早野の土地区画整理で誕生した新たな住宅地です。そのため従来からの居住者はまったく存在せず、いわゆる新住民だけの街です。また麻生区の東端部にあたり、横浜市青葉区と接しています。
虹ヶ丘は1~3丁目に区画され、各丁目で住宅の形態も違っています。
1丁目は戸建住宅のみで、他に虹ヶ丘公園及び虹ヶ丘小学校、こども文化センターがあります。公園の中には少年野球場があり、週末には麻生区内の少年野球チームの元気な球音・歓声が響き渡っています。
2丁目は集合住宅(低層5階から高層11階まで述べ44棟)だけで他には、川崎市立の虹ヶ丘保育園と東急バスの虹ヶ丘営業所のバス駐車場があります。
3丁目も集合住宅(低層5階)が主体ですが、道路を隔てた早野聖地公園に隣接した地域に約30戸の戸建て住宅があります。
各々は市道で区画され、それぞれを結ぶ歩道橋が完備されています。
10年前に設置された虹ヶ丘小学校コミュニティルームは、小学校の遊休教室を利用した地域センターで、公設民営の地域活動の先進的な施設であり各種の地域活動の場所として、大いに利用されています。
また虹ヶ丘は、丁目ごとに町会・自治会が組織されています(3丁目は、2つの町会が組織されています)。
私どもの2丁目自治会は、2丁目全域を範囲としていますが、都市整備機構の賃貸住宅であり、住民の異動が他に比べると多いのが特徴と言えます。最近では高齢者受入住宅の指定を受け、高齢者の入居者が増加しています。
そのため、自治会活動でも人手不足の様相を示していますが、地区全体での支援(おやじの会など)があり、どうにか活動しています。
主な自治会行事は、8月の盆踊り(虹のふるさと祭り)、9月の市内統一美化活動終了後のさんま炭火焼き、12月の歳末助け合い餅つき、年末夜回り(子ども会主体)があります。特にさんまは防災機材を使用して、住宅内ではできない煙をあげての炭火焼と、かまどと釜を使っての炊飯を行い、美化活動参加者で秋の味を満喫しています。

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美化活動終了後のさんま炭焼き
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子ども会による年末夜回り

(2009年7月号から)